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ゲームプロデューサー8年、ネットの事業企画やマーケ10年、スタートアップ経営者2年と渡り歩いてきましたので、その辺の話を書いています

広告出稿、インハウスかアウトソースか?

ネット広告の出稿をインハウスでやるかアウトソースでやるかは頻繁に議論になるテーマです。
結論は「事業の成長ステージによって決める」です。

 

まず、定義から整理しましょう。

■インハウス

KPI設定、プランニング、オペレーション、効果検証、次のプランニングまでを社内で全て行います

 

■アウトソース

プランニング、オペレーション、効果検証、次のプランニングのいずれかを社外(主にネット広告代理店)に委託すること
なお、KPI設定は社員が必ず行うものとする。

 

続いて、pros/confを整理します。

 

■インハウス
□pros
・担当者にノウハウがあれば、成果を出しやすい
・社内のためスピードは早い
・社内にノウハウが貯まる

□conf
・関わる社員の分だけ人件費がかかる
・ノウハウのない人間がやると時間と手間がかかり、成果が出るのに時間がかかる

 

■アウトソース
□pros
・出稿に割く人件費を抑えられる
・ノウハウがなくても一定の成果は出る可能性がある
・社内にアウトソースのノウハウだけは貯まる

□conf
・代理店へフィーを払う(出稿金額総計の15%が相場)
・ノウハウのない代理店に委託すると成果が出ない
・代理店には出稿スキームと必要な時間があり、インハウスよりも時間がかかる
・社内にネット出稿全体のノウハウは溜まりづらい

 

ようするに、コスト&リターンの話になります。
経験上、インハウスの方が敷居は高いですが、小回りが利く分、リターンは大きいです。


最後に、インハウスを採用する場合のチェックポイントです。全てがYesの場合はインハウス、1つでもNoがあればアウトソースが望ましいです。

 

  • 年間想定のコスト×15%>年間の担当者人件費になるか?
  • 出稿は定期的に行う計画か?
  • 担当者にノウハウはあるか?
  • 担当者を専任化できるか?
  • 専任化できるほどマーケティングポートフォリオは幅広いか?
  • 出稿が売上ドライバーとして見込めるか?

 

■まとめ
このように事業の成長ステージに寄ってきますが、よく分からない場合はKPI設定だけは社内で行い、アウトソースするのをお薦めします。
売上寄与が高くなり且つ費用対効果が見込めるときにインハウスに切り替えれば良いでしょう。