dms9000 blog

ゲームプロデューサー8年、ネットの事業企画やマーケ10年、スタートアップ経営者2年と渡り歩いてきましたので、その辺の話を書いています

企業運営は社長を孤独にさせないこと

社長は孤独になりがちです。

経営層や管理職はこれを防ぎましょう。

 

まず、背景から入ります。 

社員数が10名未満の際は、社長が全員のマネジメントを行うことで社員と見解のすり合わせができていました。しかし、社員数が10名以上になるとそれも困難になります。結果、管理職を置いたり、役員を登用することで責任と権限の移譲を行います。

 

私が過去にVPやCOOとして社長と仕事をしてきた経験から、社長は不安を常に抱え、孤独になりがちでした。
それもそのはずで、社長には下記のような不安がつきまとうからです。

  • 社長と社員との対話時間が減り、会社が一つの方向にまとまっているか
  • 事業は数字が計画に達しているか
  • サービスはユーザーの支持を得られているか
  • 株主からの要望や対応
  • 競合や仲の良い企業に負けていないか

などなど

 

さて、社長とは何でしょうか。
私は企業価値の最大化に責任を持つ役割と捉えています。
このとき、「社長は会社に関する全責任を負います」と考えさせるとマズイです。

 

役員や管理職は社長を助ける存在です。社長の荷を軽くし、自らが背負い、事業を推進し、目標達成を目指します。
よって、もし社長が作業を持っていたら、役員や管理職で巻き取りましょう。

 

一方、社長にしかできない仕事があります。

  • 最終判断を行う仕事
  • 社外の企業や団体のトップと話すこと
  • 株主に対する最終説明
  • 採用で優秀な人を雇うこと
  • ビジョンを掲げること
  • エンドユーザーに最終的に矢面に立つ
  • 社員が定着する体制を作る

などです。

 

このため、経営層は社長ができるだけ企業の現状を俯瞰できる状況を作り出しましょう。
極端に言うと「現在は経営層が作れば良い。未来は社長が作ります」。
その精度をお互いに高め合うため、社長と経営層や管理職はディスカッションする機会を短い間隔で設けましょう。

 

これができていないと、社長は孤独になり、経営層はそれぞれの担当領域しか見ず、社員はどうして良いか分からず、業績は落ちます。

 

話をまとめます。

  • 社長が俯瞰できる状況を作る
  • そのために経営層は管轄範囲の責任を背負い、他の範囲もサポートを行う
  • 管理職は目標達成を目指す
  • 社長と経営層、管理職が議論する機会を短い間隔で持つ