dms9000 blog

ゲームプロデューサー8年、ネットの事業企画やマーケ10年、スタートアップ経営者2年と渡り歩いてきましたので、その辺の話を書いています

アニメやゲームにおける二次著作物の権利処理について

昨日、このようなtweetがちょっとbuzzりました。

 

過去作品から主題歌が無い状態で配信されていたのが、主題歌付きで配信されるようになったとのこと。

これはこれで素晴らしいですが、なぜこれまで主題歌が無い状態があったかを解説します。

 

■なぜ、こうした事態が起きるのか
アニメやゲームいおいて最初に作品を作った時に頒布フォーマットと金を合意します。過去作品であれば、当時ネット配信含む他のフォーマットでの頒布は想定外です。よって、現代でネット配信など新たなフォーマットで頒布を許諾してもらうため、新たに契約を巻く必要があります。

 

■どこで躓くのか

アニメやゲームいおいて過去作品を配信版にする際に権利処理が進まない場合は大きく分けて2つあります。

経済条件で合意しないこと、権利者に連絡が取れないことです。
前者は金の問題です。後者は権利者の法人が潰れたとか個人だけど連絡が取れないなどです。

こうして交渉が暗礁に乗り上げると、年間収支見込みは分かるので費用対効果から深追いしないケースが多いです。

 

■今後

こうした背景から今回の件は何らかの事情で主題歌の権利元と折り合いがつかなかったのが解決したと考えて良いかと思います。

無論、最近では今後のことを考えて最初にゲームやアニメを作るとき(一次著作物と言います)に予想できる範囲のフォーマットを対象範囲に入れます。

しかし、エンタメの配信できるフォーマットは今後も増える可能性はあり、契約を巻き直す必要性はゼロにはならないと思います。