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ゲームプロデューサー8年、ネットの事業企画やマーケ10年、スタートアップ経営者2年と渡り歩いてきましたので、その辺の話を書いています

経営でちょっとお役立ち

経営層に最も重要なのは組織作り

「経営層として注意したこと」という質問をいただきましたので、まとめます。 まず、最優先で取り組んだのは組織作りでした。 以前、社長は「企業価値の最大化に責任を持つ役割」と定義しました。会社としてどのような価値を誰に提供するかを定め、価値を最…

そもそも分析は必要なのか?

アナリティクスのスキーム構築で困る事態があります。 「そもそもこの事業やサービスはアナリティクスが必要なステージですか?」といった事態です。 例を出してお話します。 ゴールを売上とします。 自社のサービスが10万MAU、課金率3%だとします。アナリテ…

おすすめの分析ツール、仕組み化

更新を不定期にするとお話ししたら、相談が増えました。これも友人からのリクエストです。「おすすめの分析ツールを教えてほしい」とのことです。 確かに得意分野ですが、これって個別相談の世界ですね…アナリティクスは予算、現在の分析環境、導入対象サー…

プロジェクト管理やチャットツールで業務効率化するには

大企業勤務の知人から「チャットツールやプロジェクト管理ツールでおすすめを教えて」と聞かれたので、こちらにまとめます。関係者間のコミュニケーションコストを下げるのが目的ですね。 従来はメールや口頭が中心とのこと。 大企業勤務時代に経験したので…

広告出稿、インハウスかアウトソースか?

ネット広告の出稿をインハウスでやるかアウトソースでやるかは頻繁に議論になるテーマです。結論は「事業の成長ステージによって決める」です。 まず、定義から整理しましょう。 ■インハウス KPI設定、プランニング、オペレーション、効果検証、次のプランニ…

乗りたくない。このビッグディールに…

この記事を読みました。 私はスタートアップ企業の経営層時代にビッグディールの経験がありまして、「分かる、超分かる」と納得することしきりでした。 gigazine.net この記事から引用しながら当時の教訓をまとめます。 ビッグディールは時として創業者自身…

否定から入るけどアプトプットは建設的に

マイナス観点について補足します。マイナス観点の立場は以下の考え方が必要です。 単に否定するだけは絶対にダメ 既存のスキームには課題の抽出、改善点の検討、妥当性の判断を行う 提案に対して課題と改善を含めたA+α案、または別のB案を提案する 提案内容…

マイナス観点が事業の精度を上げる

先日のエントリーの続きです。 業績が好調なときの落とし穴 - 元ゲーム会社プロデューサーが解説するブログ よくあるのは好調さから浮足立ち、現状の課題を把握せず、やりたい放題になることです。好調ならキャッシュも入るから当面は問題ないですが、費用対…

業績が好調なときの落とし穴

ご相談をいただいたので唐突ですが、アンサーをこちらにまとめます。 「会社や事業が目標を大幅に達成しているとき、何をしますか?」というお話です。何度か経験があります。結論として、業績が好調なときほど自社を見つめ直し、次の飛躍について布石を打つ…

社長の不安を解決する工夫

「企業運営は社長を孤独にさせないこと」が読まれているので驚いています。このブログはニッチなことを書いている自覚がありますが、この回はさらにニッチな内容なんですよね… そこで、この件をもう少し深掘りして、社長を孤独にさせない=不安を解消できる…

KGIの決め方をもう少し詳しく

KGIは目標数字なので、経営層と現場で決定します。経営層は担当する事業やサービスに対して3年後、2年後、1年後の理想をイメージし、そのイメージから逆算して、これから1年間のKGI案をお話ください。(厳しい言い方ですが、これが出来ないと経営層として失…

企業運営は社長を孤独にさせないこと

社長は孤独になりがちです。 経営層や管理職はこれを防ぎましょう。 まず、背景から入ります。 社員数が10名未満の際は、社長が全員のマネジメントを行うことで社員と見解のすり合わせができていました。しかし、社員数が10名以上になるとそれも困難になりま…

KGIとKPIとは

採用に関するナレッジシェアを書いていましたが、実は私は人事ではなく、マーケや事業開発がメインです(スタートアップ企業で人事がいないので、やっていた次第)。 なので、メインであるマーケや事業開発のお話をこれから書いていきます。まず、頻出する「…

採用の進め方 tips

採用関連、たぶん最後です。ワンテーマで書くほどではないtipsです。 ■人事担当者はいつ取るか?経験上、良い人が来るか社員数が50名を超えてからで良さそうです。ただ、最初は人事だけでなく労務、総務といった幅広い業務を担当いただいていました。 ■オフ…

採用の進め方 リファラル採用

このブログに採用のエントリーが増えていますが、人が事業を育てるという思いから経営層をやっていたとき、私の時間の30%は採用関連に回していたためです。 さて、これまで採用の進め方、考え方と施策について書いてきました。とはいえ、知名度が低い状態で…

採用活動の進め方 採用広報

採用広報とは、求人に応募して欲しい人々に向けて自社を訴求することで、応募を促すことです。 ■訴求点以下の点が応募者ターゲットの興味を惹きます。 ・業務内容・社内の雰囲気・働きやすさ・働く上で大事にしていること ■伝える手段・コーポレートサイトに…

採用活動の進め方 制度上のフック

制度上のフックについては説明が必要でしょう。フックとは引っかかりのことです。「欲しい人材層が良い意味で気になる制度」という意味です。 会社の現状としてサービスを始めたばかりで知名度がない場合、いくら人材サービスを利用しても応募どころか見ても…

採用活動の進め方 考え方と施策例

採用は採りたい人によって施策が変わってきます。そこで、汎用的なノウハウだけを書いても内容が薄いかもしれません。 そこで、今回は私が実施した例も含めて考え方を書きます。 小規模(従業員数50名まで)のとき、採用に関しては以下の考え方をしていまし…

採用活動の進め方 概要と段階

採用計画を立てたら、採用活動を進めます。 採用活動にはいくつか段階があります。 コーポレートサイトを作る 採用フローを決める 求人サービスを利用する 制度上のフックを用意する 採用広報に力を入れる 1.コーポレートサイトを作る 私自身、リクルートに…

採用は採用計画から

採用にはまず、年間の採用計画が必要です。基本的に事業計画と採用計画はリンクします。採用計画は事業計画で見込んだ売上を達成する根拠となりますし、人件費、ひいては販売管理費に直接影響するからです。 一方でこれらをリンクさせることにこだわりすぎる…

社員10名以上になったら

「社員10名以上になったら、注意することを教えてほしい」と質問がありましたのでお答えします。 私も社員数13名だったときに入った経験があり、10名以下とは組織を変える必要があります。 組織を3階層にすること 社員間の情報共有に力を割くこと 社員間のコ…

何者ですか?何故書いていますか?

アズールレーンについて好き勝手書いたり、小さな会社の経営のノウハウを書いていますが、「あなた、何者ですか?」と疑問が沸くかと思います。 今回は簡単に自己紹介を。 ゲーム会社歴は11年です。プロデューサーやネットサービスの事業企画、マーケをやっ…

権限と責任を移譲するには

業務効率化はツール整備以外にもやれることがあります。 権限と責任の移譲です。 マネジメントとして難しいのは、「誰に」「いつ」「どのタスクと責任を」移譲するかです。 在籍する経営層や社員のスキルや会社のステージにも寄りますが、考え方としてはスキ…

労務を効率化するには

今日は朝一外アポで早めに来てしまったので、空き時間で書いています。 労務は以下のクラウドサービスの組み合わせがおすすめです。 KING OF TIME+MFクラウド給与+SmartHR また、これらを連携させることで勤怠管理、給与計算、労務管理まで一気通貫で効率化…

会計業務を効率化するには

業務効率化ツールのお話です。サービスをスタートさせ、経営幹部も入れたら、おざなりになっているであろうバックエンドをいまのうちに綺麗にしましょう。 まず、面倒な会計から。社長が経理を担当されているまたは経理社員1名+社長の2名体制を想定します。…

空いた時間で何をする? その1

しばらく効率化できるツール紹介になりそうです。このブログのトラフィックを見ると、ツール紹介はちょっと需要がある様子なので続けますが、私が飽きるので、たまに別のことを書きます。 空いた時間で何をするか。 one to oneミーティングをやりましょう。…

法務を効率化するには

管理(経理/法務/人事)の詳細について遅れました。 管理は業務の効率化が目的となるでしょう。総じて、スダンドアローン作業、手作業でやっていたものをクラウドサービスに切り替えるのがおすすめです。 ちなみに、このブログはアフィリ目的ではなく知見共…

そもそもなぜ、社長がコスト部門を強化するのか?

そもそも、なぜコスト部門を社長が強化するのか? 確かに、管理部門、経営企画、これらは売上を生みません。それを10名規模で売上が立ってきた段階で、社長の時間を使って強化する必要は何か?疑問に思うでしょう。 答えは、長い目で見て社員を辞めさせない…

空いた時間で社長は何をやる?

前回の続きです。 経営幹部(CxOと表記していましたが分かりやすくするため、この表記にします)を入れたら、社長の空いた時間をどうするかです。 事業、開発、運営などで経営幹部を入れたら、まずは任せる。または社長と並行で業務を進めましょう(少なくと…

社員数10名になったら、次に何をしますか?

事業が軌道に乗り社員数10名に達した友人から今後の組織の広げ方についてアドバイスを頼まれました。アドバイスしたら評判が良かったので、ここにまとめてみます。 ■人は上から雇え現状:従来はメンバークラスを補充していたが、10名に達した。 アドバイス:…